2017年8月13日日曜日

KAWASAKI エストレヤ(2016) Special Edition


 霞ヶ浦にて

~エストレヤ インプレッション~

漢カワサキのオールドファッションバイク
我が愛車は2016年モデルだが翌年2017年モデルで生産終了となった…
250ccでこのタイプを求める層はこれから新車で何を買えばいいのだろうか

そのシックな見た目とのんびりトコトコ走るのに向いた性能、
そして何より735mmという低いシート高から女性にも人気がある模様

自分は見た目に一目惚れして選びました




・外観
美しい(断言)
これ以上無いくらい完璧なティアドロップ型の耽美なタンク、その下に鎮座するほぼ垂直に立った単気筒エンジン、そこから伸びるレトロ感を演出するキャプトンマフラー
Special Editionではマフラーやエンジン周りがマットブラック仕上げの他、シートがよりレトロ感を醸し出すデザインになっている
一番グッと来たのは2016年モデル色であるこのキャンディレッドの車体色
エストレヤの形に惚れていたところに、赤が好きな自分はもうこれしか無いじゃん、と

駐車場とかで他のバイクと並んでてもこれ以上美しいバイクは無いなあと思ってしまうほど完成された形状だと思っている
(ちょっと小さいかなとも思うけどそこがまたかわいい)

ミラーは丸いクラシックな感じのに変えてます。後ろ見づれえ。


・性能
よくトコトコ走るためのバイクと言われているのを目にするけどまあその通りなんだろうなあ こいつに速さとか走破性能を求めて買う奴なんていないだろう

車体が160kgと250ccにしては重め?だけど小柄な女性でも充分取り回しできる程度だろうしハンドルも結構切れるからやっぱり扱いやすい
735mmのシート高のおかげで跨いだまんま取り回せちゃうし、信号待ちも両足べったり安心感抜群

ギアはトラックみたいな1速
1速の空回り感半端ない…が、変な小道に入ってとんでもない坂道に出くわしたときにはメチャクチャ頼りになった どんな坂でもなんとか登ってみせるという気概を感じるそんな1速
2速もパワー充分、グイっと気持ちいい加速を感じられる3,4速、平地巡航用のトップ5速。
トップギアは少しでも上り坂にさしかかるとすぐ失速するので峠とかでは気をつけないといけない
最大トルクは5500回転だけど4000回転くらいで流しているのが一番トコトコ走ってる感あって好き(4速50km/h、5速60km/h程度)
最高出力は7500回転だけどもうそこまで行くと必死感がすごい。8500回転でレッドゾーンなんだけど自分の場合は大体130km/hあたりでレッドゾーンに入る でも高速の下り坂でもないとここまで出ないから、高速走行時も基本気にせずアクセル全開で大丈夫

よく高速巡航はきついって言っているのを見るけど100km/h巡航なら余裕 別段疲れを感じるわけでもないし、風もまだ気持ちよく感じられる
これが120km/h程度になってくると車体も人間も鳴く。
振動はあまり意識してないけど高速走ったあとは手が痺れてることもあるから割りと震えるんだろうか

乗り味がアメリカンに近いみたいなのでコーナーは苦手
小回り効かないわけじゃないんだけどとにかくバンクできない すぐにステップが地面とこんにちは
ひらひら~と曲がるより腰入れて曲がる感じ(リアサスプリロード最高にしたら少しひらひらするようになった)

(積載性能は)ないです。シート下にはETCと手帳が入って満員御礼

でもツーリングに向いてないわけじゃない
膝以外は姿勢も楽だし荷物なんてネットありゃなんとかなる
高速だって法定速度でらくらく走行可能(登坂車線はちゃんと使いましょう)
コーナーはゆっくり走ればいいだけ
タンク容量は13lあるし(内、リザーブ2l)燃費も30km/lは超えるから少なめに見ても350kmは無補給余裕
むしろトコトコどこまでも走って行きたくなる魅力がある



いいところもわるいところももちろんあるけれど使用目的を考えてこのバイクを選んだ人なら長く乗り続けれられるバイクなんじゃないかなと

なによりその飽きない見た目の美しさ
この記事のTOPの画像貼るとき「うわっ…私のバイク、かっこよすぎ…?」って冗談抜きで思いました

PASAや道の駅で休憩した後駐輪場戻ったときに
「おっかっこいいバイクとまってんじゃんいいセンスしてるねぇ~…って俺のバイクでした~!」っていう遊びを心のなかで毎回してます でも本気でそう思うくらい美しい…


乗ってよし 眺めてよし の写真映えするかっちょいいバイクです
おかげでカメラも買いました

絵になる…

見た目のインプレばっかりになっちゃったけど性能も含めて全部大好きな大切なバイクなのでした





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